NAGASAKI ATOMIC BOMB MUSEUM MEMORIAL DATABASE
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原爆資料館
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無題
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資料名 | 無題 |
資料番号 | 3-01-06-01-0029 |
寄贈年月日 | |
寄贈者名 |
金子宏正 |
資料説明 | (作者コメント:原文のまま)・昭和二十年八月十二日午前十時半頃、長崎医大の地下壕から薬局長のおじょうさんを救出し西山の家まで運んだ。・当時薬局主任だった伯父とその息子、私と三名で土井首の農業でリヤカーを借り朝早く出発し病院にむかった。・おじょうさんはケロイド状たいで着類もぼろぼろ、げりがひどく、おばの下着類をもっていったのがとてもやくにたった。おじょうさんは何度も何度もお礼をいった。途中危険なめにも会った(グラマンの機銃掃射だ)命がちぢむ。・せっかく助けたおじょうさんは三日後の八月十五日自宅で亡くなった。(H14年度、NHK、長崎新聞社などと共催して募集した「被爆者が描く原爆の絵」作品)
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