NAGASAKI ATOMIC BOMB MUSEUM MEMORIAL DATABASE
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原爆資料館
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西坂公園へ向かう聖腕行列
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資料名 | 西坂公園へ向かう聖腕行列 |
| 資料番号 | 6-42-03-00-0006 |
| 寄贈年月日 | |
| 寄贈者名 |
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| 撮影者名 |
米国国立公文書館所蔵 |
| 資料説明 | 西坂公園の階段の上から南東方向を撮影。
付属する英語キャプションに、聖フランシスコ・ザビエル渡来400年祭、巡礼者たちが聖フランシスコ・ザビエルの聖腕(助手席の後ろ)と聖人遺愛の十字架(運転手の後ろ)と共に長崎の西坂公園に向かっている。集まっている多くの人は、巡礼者や見物客、キリスト教信仰者と書かれている。
中央から西中町天主堂まで続いている道は大黒町から西中町(にしなかまち)にかけての西中町通り(現:中町通り)。西中町天主堂の右奥の高台に新興善小学校、左奥に長崎商工会議所が見える。
西上町(にしうわまち)通りの奥まで聖腕行列が続いている。
聖腕と聖人遺愛の十字架は、1949(昭和24)年5月28日午後6時46分に長崎駅に到着。歓迎式典が行われた後に大浦天主堂へ安置された。
29日午前9時から浦上天主堂にて聖腕と共に聖フランシスコ・ザビエル渡来400年祭の前祭りとして荘厳ミサが行われた。午後2時に聖腕行列が大浦天主堂から出発、約2時間かけて西坂公園に向かった。西坂公園ではローマ教皇ピオ十二世の親書が代読され、聖フランシスコ・ザビエル渡来400年祭の開幕が宣言された。聖フランシスコ・ザビエル渡来400年祭は長崎を皮切りに聖腕と共に日本各地を巡り行われた。
現在この聖腕はローマのジェズ教会に安置されている。
爆心地から南南東 約2.3km 撮影時期:1949(昭和24)年5月29日 2015(平成27)年米国国立公文書館収集
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