NAGASAKI ATOMIC BOMB MUSEUM MEMORIAL DATABASE
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原爆資料館
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無題
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資料名 | 無題 |
| 資料番号 | 3-01-06-03-0005 |
| 寄贈年月日 | |
| 寄贈者名 |
筑田銀十郎 |
| 資料説明 | (作者コメント:原文のまま)当時26才、昭和8年8月9日茂木町二見茶屋の所にて爆音見上たとたん、私し顔半面やけどしました。家の裏にかくれ爆風さけ、土にたたきつけることなんをのがれました。タオル水にひたしながら川でからだあらい。ひやしながら宮(1字不明)の大場さん方に1宿お世話様になりました。10日茂木町郵便局にて電報無事と書いている時、妻がたをれました。当時婚7ヶ月でした。筋向ひの森病院につれて行きました(目も顔もはれました)……爆風でやられた方がたひさんなことでした。やぶの中にかくれいる人むざんなのものでした。田上の堀切より浦上方面火海。(米軍上陸の情がながれました)おびえて、矢の平町1丁目三浦さん方に1宿お世話様になりました。長崎から五島に帰へりました。一週間後、引上げる軍陸とともにのりこみました。長崎港で1日停船、11時頃上陸いたしました。(H14年度、NHK、長崎新聞社などと共催して募集した「被爆者が描く原爆の絵」作品)
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