NAGASAKI ATOMIC BOMB MUSEUM MEMORIAL DATABASE
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原爆資料館
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無題
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資料名 | 無題 |
資料番号 | 3-01-06-01-0069 |
寄贈年月日 | 2002/7/31 |
寄贈者名 |
中道綾子 |
資料説明 | (作者コメント:原文のまま)丸はだかの兼一さん。橋本兼一さんは、パンツ一枚で防空壕を掘って居られそうです(場所は銭座町)。丸はだかのままに、泥をほげに入れて、泥をほおる瞬間、ピカツ、ドーンと同時に来たのだそうです。其時のやけただれに、皮も肉も見られない姿だったそう(嫁さんの話)。タンカにのせてかついで来られた。リヤカにのせて、皆で時津まで、浜口常太郎の家までやっと届きました。其の時のリヤカーに娘の富士子ちやんもけがしながらのせて帰りました。棺を父が有るものの板で作りましたが、手の皮が指先まではげてゴム手袋の破れたものの様に指先のつめの所で止まつています。腹もパンパンにはれどこを扱いようもない位いにただれていました。(H14年度、NHK、長崎新聞社などと共催して募集した「被爆者が描く原爆の絵」作品)
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