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深水経孝氏は長崎要塞司令部の兵舎で被爆。午後２時頃から現在の文教町にあった同司令部倉庫を点検するため同僚2人と共に爆心地へ向かった。しかし大橋付近で猛火に包まれたため目的地へ行くことは断念し、惨禍の中で被災者の救助に当たった。除隊後、同年11月に故郷熊本へ帰郷し、翌年夏、水彩絵の具を用い張り合わせた障子紙にわずか１週間で描きあげた。
制作年：1946（昭和21）年
制作者：深水経孝