西浦上東北郷（ひがしきたごう）の住吉付近の上空から南方向を撮影。
中央右端から左奥にかけて延びる道路は時津～長崎間の県道（現：国道206号線）。中央左端から左端奥に浦上川が蛇行しながら流れている。県道の西側に国鉄線路が並行して走っている。
中央右の県道東側の集落が西浦上東北郷の住吉、木造2階建ての長崎市役所西浦上出張所が写っている。
左中央の道路に挟まれた三角形の敷地内側の工場群が三菱長崎造船所第3機械工場と三菱長崎兵器製作所大橋工場。中央の三菱長崎兵器製作所大橋工場と県道の間に家野町の集落がある。家野町の集落中心にある高台に見える白い敷地が海軍監督官宿舎の焼け跡。
中央左、三菱長崎兵器製作所大橋工場の左下に見える横に細長い白い建物は三菱長崎造船所船型試験場。船型試験場の手前に長崎師範学校寮の焼け跡、その左に師範学校校舎の一部が写っている。
中央左端、三菱長崎兵器製作所大橋工場と浦上川の間の白く見える敷地は純心高等女学校の焼け跡。左最奥の水面は長崎港。
爆心地から北 約0～1.9km　撮影時期：1945（昭和20）年9月5日以前　2014（平成26）年米国国立公文書館収集