NAGASAKI ATOMIC BOMB MUSEUM MEMORIAL DATABASE

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原爆資料館

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無題

無題 資料名無題
資料番号3-01-06-03-0002
寄贈年月日2002/7/16
寄贈者名 相田幸造
資料説明

(作者コメント:原文のまま)原爆が投下されてから10日位経過してからの事と思います。諏訪神社の参道の入り口にある馬町のロータリーで、友人と遊んでいました。ロータリーの中に蘇鉄の木が何本か植えて有り、その葉っぱを2本組み合わせて刀を作くり、遊具にするのです。すると、何処からとなく異臭が匂って来ました。魚が腐った様な臭いで強烈でした。異臭のする方に目をやってみると、大八車に沢山の死体を積んで、中年の男の人が1人で運んでいる処でした。大八車のあちこちが破れ、そこから黄色に変色した手や足がはみ出て、ブラブラと揺れていました。火葬場の代わりに、国民学校の校庭を利用していると、大人の人から聞いていましたので、恐らくそこへ運んでいたのでしょう。(H14年度、NHK、長崎新聞社などと共催して募集した「被爆者が描く原爆の絵」作品)

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