NAGASAKI ATOMIC BOMB MUSEUM MEMORIAL DATABASE

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原爆資料館

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無題

無題 資料名無題
資料番号3-01-06-02-0071
寄贈年月日2002/5/31
寄贈者名 渕上慎太郎
資料説明

(作者コメント:原文のまま)私は57年前の8月9日、16才でした。長崎県立工業学校生で、三菱造船所幸町工場へ学徒報国隊として、勤めていました。9日は防空壕掘りに竹ノ久保火葬場裏山へ派遣されていて休憩中に原爆の閃光を受けました。2?3日後学校のことが心配で、高平町の自宅から学校まで(現南山高)瓦礫の山の中、方角の判りにくい中を歩いて行きました。その途中、橋口町住宅街の中で、母親が子供を懐に抱えて、一瞬の中を必死に庇って焼け爛れた母子の姿を見ました。私は無意識のうちに、手を合わせて立ち竦んでいました。髪の毛、衣服は燃えて一糸まとわぬ裸で、体の表面は(1字不明)が滲んで赤茶けた体は2倍ぐらいに腫れ上り、この世のものとは思えない、残酷極まりない有様でした。原爆のことを思うとき、私の脳裏からこのことを消し去ることはありません。(H14年度、NHK、長崎新聞社などと共催して募集した「被爆者が描く原爆の絵」作品)

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